Technical Specification
データ仕様書・抽出スクリーニング定義
最終更新日: 2026年9月19日(ver 1.2)
1. データ概要と目的
本データベースは、J-PlatPat公開情報およびWeb上の公開事業情報(コーポレートサイト、ECサイト、サービスLP等)を複合的に解析し、「失効リスクを抱えつつ事業使用が継続している自社出願商標」を持つ企業を機械的にスクリーニング・特定したデータベースです。
2. スクリーニング抽出基準
以下の抽出基準を満たす商標を保有する企業をデータベース化しています。
| 評価項目 | 判定条件 | 実務的意図 |
|---|---|---|
| 権利状態 | 存続期間満了日が接近している、または満了後6ヶ月の更新猶予期間(割増登録料納付期間)内にある権利。 | 権利消滅が直前に迫っており、更新手続きの必要性が高い案件を有する企業に限定。 |
| 代理人利用実績 | 出願時における代理人(弁理士・特許業務法人等)の記載が存在しない案件(自社出願)を抽出。さらに企業全体の出願履歴から、過去の代理人利用傾向を分類して表示。 | 当該企業における過去の出願傾向(自社出願のみの企業か、代理人併用実績のある企業か)を可視化。 |
| 事業使用状況 | 出願商標名(または識別性の高い呼称)が、Webサイト上のサービス名、商品名、看板等で現行利用されている。 | すでに休眠・廃止された不要権利を除外。失効した場合に現行事業へ深刻なリスクが及ぶと懸念される案件を持つ企業に限定。 |
3. データ項目とマスキング・開示仕様
本サービスは、公平かつ重複のない情報利用環境を維持するため、一覧画面および詳細パネルにおいて特定につながる情報を一部マスキングし、チケット消費によって完全開示(アンマスク)を行う仕様を採用しています。
未開示の段階で「調査・分析方針に応じたスクリーニング(地域・出願規模・代理人実績・商標の稼働状況)」を行い、チケット消費によって「特許庁照会および個別確認に必要な完全な情報」が開示されます。
| データ項目 | 未開示時 | アンマスク後 |
|---|---|---|
| 企業名 | 株式会社●●●●●●● | 法人実名 |
| 出願番号 | ●●●●●●●●●● | 完全な番号(例: 2015119175) |
| 区分 | 非公開 | 登録区分(例: 37) |
| 出願日・登録日 | 年月(例: 2015/11, 2016/04) | 年月日(例: 2015/11/20, 2016/04/22) |
| 出願人名 | 「同一」 / 「別」の判定のみ | 出願人実名(個人の場合は「個人出願人」と表示) |
| 商標使用状況 | マスク版簡易テキスト(社名・固有情報除去) | 完全版テキスト(稼働確認根拠) |
事前確認可能項目(チケット消費前より閲覧可能)
以下の項目は、チケット消費前の段階(一覧画面および詳細画面)でご確認いただけます。調査・抽出条件への合致判定にご活用いただけます。
企業ID法人住所(都道府県)事業概要検知商標数出願規模(総出願数・存続権利数・内訳)代理人利用実績更新履歴・拒絶査定履歴出願タイムライン(年別推移)データ抽出日
4. 排他開示の仕様
特定のユーザーがチケットを1枚消費して企業データをアンマスクした場合、その案件は即時に「他事務所にて開示済み」ステータスへと移行します。
※ 開示を行ったユーザーのみが、以降も継続して実名・番号を閲覧できます。
5. データの更新サイクル
特許庁公報発行スケジュールおよびJ-PlatPatの更新に合わせ、毎月定期的に新規抽出・洗い替えを実施しています。すでに更新登録が完了した案件や、権利消滅後一定期間を経過した案件は順次アーカイブされ、最新のデータのみが検索テーブルに表示されます。
本サービスで提供するデータは、特許庁公開公報および各種公開情報をもとに機械的に集計・処理を行っているため、権利情報のタイムラグ、表記揺れ、または抽出条件に起因する誤差が生じる場合があり、商標権の法的一体性や最新の納付状況について保証するものではありません。抽出時点でのデータを掲載しておりますが、貴所による最終確認(J-PlatPat照会等)を前提としたデータとしてご活用ください。